【3】脱いだあの子の天女の証 ポロリもあるよな夜の夢

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「……え?」 目の前に、雪のような白い肌……に 可愛い…これぞ理想的チェリーピンクのBチク…… せやけど貧乳やない… 明らかに男の胸…… 残念すぎて泣ける程、ペッタンコ…… やないわ!! そこやないわ!! そのずっと下…… ヘソの下に、紅く浮かび上がった鮮やかな、華のような紋様をかたどった『あざ』があったんや。 それが、あまりに綺麗で…… 俺は、ドキドキして目が離せなくなった。 「……これが『巫女姫の印』や。―――戒」 俺が、はっとして思わず怪訝そうな表情をすると 雪斗くんは恥ずかしそうに、シャツで胸から下を隠した。 その仕草といい、恥じらいの表情といい、くらくらするほどド・ストライクや!! でも男や!! 野郎や!! 間違いない!! いや……下のナニまでは見とらんが…………  ナニも可愛いんかな…… いや!! いや!! いや!!何ゆーとんねん!! 冷静になれ!! 俺!! 数秒のうちに脳内で激しい《男の葛藤》をしている俺を尻目に 雪斗くんが再び服を着るのを見計らって、親父が憎たらしいくらいのふてぶてしさでキセルをふかしながら、《巫女姫の講義》を続け始めた。
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