【4】ついてても好きかもしれない…俺、婿。学園パーリーday

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そんな俺は、雪斗くんの部屋の前で、何故だか胸の高鳴りが止まらず、障子を開けられないでいた。 べ……別に、女子の寝室覗きに来たわけやないんやから…… 落ち着け!! 俺!! あの子は男! 俺と同じ“もん”ついとる男!! 俺はなるべく平静を装い、思いきって障子をガラリと開けた。 「おーい! 雪斗くん! 起きとるかー…――――」 どんっ!!! ……と、目に入った雪斗くんの寝姿のあまりのあまりさに!! 俺の心臓と下半身は、祭りなんだか嵐なんだか、とにかく怒涛の如く、興奮のるつぼに巻き込まれたんや!! あられもない姿どころやないわ!! 寝相もとんでもやけど、この子、真っ裸に浴衣一枚やんか!! むむ胸も思いっきりはだけてるわ、裾は腰まで捲れあがっとるわ、Bチクから小尻から、だだだ大事なとこまで丸見……… 「う゛わわわわ!! わ"あぁぁぁ!!!!!」 ………俺は…真っ赤になって、気づくと食堂に逃げかえっていた。 ―――――――――――― 「おはようございます♪ 御国のおじ様、戒さま」 しばらくすると、何も知らない雪斗くんが、制服に身を包み、晴れ晴れとした笑顔で食堂に現れた…。 「おお~~♪ 制服! よう似合うとるやないか! ユキトちゃん♪ ………ん?」
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