【4】ついてても好きかもしれない…俺、婿。学園パーリーday

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「転校生の『鎮目 雪斗』ちゃんよおぉ~♪ みんな仲良くしたげてねぇん」 異様に固まってた教室が、一気に、怒涛の如くざわめきたった。 「どっきゅーーん!!」 「ちょっ、激カワなんスけどぉお!!」 「フェアリーじゃあ!!」 「天使じゃぁあ!!」 そこへ女子が、冷静なツッコミをいれてきよった。 「えー? でもなんで《男子の制服》着てるの? コスプレ?」 歌川先生は、女子のそのズバリの問いに、面白そうに、待ってましたと『うふふん♪』と笑った。 「みんなぁ~、よく聞いてねぇ♪ ちなみに雪斗ちゃんはぁ~~」 「れっきとした【男の子】なんで、そこんとこよろしく~~♪」 落雷や。 クラス全員の心にドッカンガラガラピシャーン!! と、驚愕の雷が落ちたようや。 『えええええーー!!!』 男子は青ざめ、女子はジャ★ーズでもみるような潤んだ目をしとる。 一瞬の沈黙の後、教室はパニック状態の質問の嵐になった。 「うそっ!! 可愛い!」 「乙女系男子!?」 「いやっ!! もう男でも俺的いいっしょ!!」 「BL上等!!」 「はい!はい!彼女いますか!?」 「つーか、彼氏いますか!?」 「ちょっとぉ!! 質問は順番よお!!」 すまん…… その美少女系男子の『婿』が俺や…… image=489863439.jpg
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