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宮崎「ねぇ、一塁手先輩...」
一塁手先輩「ん?どうした宮崎。あと俺は一塁手なんて名前じゃないぞ。モブだからって名前を付けなくていいってわじゃないだろ。」
宮崎「すいません。先輩、あの、雅先輩なんですけど...」
一塁手先輩「ん?小山か?あぁ、お前の言わんとしていることは分かるぞ。2人とも守備が上手いからな。特に宮崎は後輩だ。守備を教えてもらってもっと上達したいんだろう?それなら俺が頼んでやるさ。」
宮崎「すごく可愛いですよね...」
一塁手先輩「...そっちか。」
などとノックを受ける雅先輩の姿を見て先輩と話をしていた。
一塁手先輩「おいおい宮崎、もしかして小山に惚れちまったのか?」
宮崎「はい。だって可愛いじゃないですか。」
一塁手先輩「........」
先輩のおふざけの質問を僕は素で返す。僕と先輩がノックを受けた後雅先輩が受けている間はそんなことを話しながら過ごしていた。
ちなみに、ここに来て呼び方が小山先輩から雅先輩に変わっているのは、雅先輩が「小山じゃなくて雅でいいよ~♪」と言ってきたからである。
宮崎「まぁでも、男だしなぁ...」
と言って僕はため息をつく。
一塁手先輩「そうだ。人間諦めも肝心だ。」
一塁手先輩は横でウンウンと頷いている。
しばらくすると
一塁手先輩「これでラストでお願いしま~す。」
と一塁手先輩が言ったのでその後僕達3人は守備練習を引き上げる事にした。
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