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第5試合 無差別戦
MC「なんとも悲しい試合ですね。まあ忘れて次に行きましょう。5試合目」
ピーポンピーポン
MC「おおっと、これは無差別戦の合図だぁぁぁ!」
ユニス「無差別戦?」
MC「ああ、そうでしたね。皆さんにはまだ言ってませんでしたか。この無差別戦というのは、よりゲームを面白く、ランダム性の高いものへと変えるために我々が追加した独自ルールです!」
MC「このルールは特に難しいことではありません。絶望と希望をない交ぜにした全員の中から、4人を選び2対2で戦うというルールです!
なお、希望希望対絶望絶望の時以外は3分ルールは発動しませんのでご安心下さい」
シーザー「もし、希望対希望になっても相手は殺さねばならんのか」
MC「無論その通り! だだし、絶望対絶望になるかも知れませんので、不利なだけではありません。貴方達が倒せない絶望も他の絶望が倒してくれるかもしれませんしね」
シーザー「……一理はあるか」
ラスター「我々に取ってはいいことが思いつかんな」
MC「貴方達が倒せない希望を他の希望が倒してくれたり」
ラスター「居ないな。そのような者は」
MC「なら、放送を打ち切りますよ。貴方達はそれでは意味が無いのでしょう」
ラスター「ほう。そう脅しをかけられては致し方あるまい。これは認めよう」
MC「ありがとうございます」
ジェラルド「いいのですか魔王様。我々はもう既にヘルメスを失っているのですよ。それなのに、下手をしたら仲間割れを起こすようなルールなんて」
ラスター「ヘルメスは問題ない。それよりも、これが放送されないことが一番問題だ」
ジェラルド「……そうですか」
MC「では皆さん納得した所でルーレットスタート!」
ガラガラガラガラ ピタッ
MC「……なんて運のなさ。全員希望だぁー!!」
ざわざわ ざわざわ
ユニス「不味いな」
ハンナワルド「まあ今希望が97絶望が9だから、ある意味当然だが」
MC「右SIDE
断罪の使徒 エクスウェル(評価☆×5)
風来の槍士 ヘリュウ(評価☆×4)
左SIDE
雷切り カミヤ(評価☆×4)
最も絶望に近い希望 ローランド(評価☆×6)」
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