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―キーンコーンカーンコーン― 「次の5時間目なんだっけ?」 「大地の得意な科学の実技じゃなかったっけ?」 「あ、後移動しなきゃダメだ」 ―――― ――― 「なぁ大地、これどうやってやるの?」 俺は実技があまり得意ではないので毎回大地に手伝って貰っている 「その薬品そこに混ぜて」 「おう。で、次は?」 「次は…あ、これ持ってて?」 「あぁ」 「「あっ……」」 ―ガシャ―ン!!―――― 『どしたーそこー』 「あっ…先生、ちょっとビーカー落としちゃって…」 「孝支!!大丈夫か?!」 「大丈夫だよ~…っ…」 「血出てるじゃないか!」 「あ…本当だ…」 今起きた事がびっくりして気づかなかった… 「先生ー保健室行ってきます!」 『誰かついて行かなくても大丈夫か?』 「はい。大丈夫です」
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