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――― 「失礼しまーす…」 今は授業中だから静かに入った 『どしたー?』 「あの、ちょっとケガしちゃって…」 保健室の先生に指を見せた 『消毒とかしとけば治るだろ』 「あ、後先生ーちょっと授業終わるまでベット借りていい?」 『なんだ?具合悪いのか?』 「ちょっと疲れたからさ!」 『サボりか…おい』 「まぁ良いじゃないですか!」 俺はベットの中に入り先ほどの状況を思い出していた また薬を飲んだせいか反応が遅れビーカーを持つ事が出来なかった 俺は手を開いたり閉じたりしていた たまに一瞬動かなかったり反応が遅れたりした 俺は嫌な現実から逃げるようにベットに潜り眠りについた
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