第1章

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「もうすぐだねー。」 私はそう言って、尚子のお腹を撫でる。 「うん。最近は、お腹蹴られて痛くて。」 臨月を迎えた尚子は、愛おしそうにお腹を見つめながらそう答えた。 「元気に産まれてくるんだよ!」 私はお腹の子にそう言って、また撫でた。
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