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アキは驚きの余りに、返事をする事が出来ない。
「いきなりだからビックリしたよな。
結婚はすぐにでもしたいんだけど、今は俺の仕事のこともあるし、アキも色々あるだろうから、婚約って形にはなると思うけど」
考えてもいなかった結婚と言う二文字…。
嬉しい…、でも、複雑な気持ち…。
「俺はアキを信じてるから。
さっ、お腹空いたからご飯にしよう」
桜田はやけにあっけらかんとしていた。
『あっ…、うん…、そうだね、ご飯』
アキは頭の中がパニクッたまま、食事の用意をした。
食事が終わり、お昼を過ぎた頃、二人は部屋を出た。
最初は桜田の部屋に行き、着替えを取りに行き、その後、桜田の目的地へと向かった。
何処に行くのかは言ってはくれない。
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