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アキは激しく桜田に抱かれながら、何かを感じていた…。
だが、怖くて言葉には出来ない…。
桜田は苦しんでいる…。
この苦しみは、自分に癒す事が出来るのだろうか…。
激しく抱いた後の桜田は、とても優しい顔をしていた。
「アキ、ごめん、こんな抱き方して…」
そう言ってアキを抱きしめ、こう言った。
「アキ…、俺と結婚してほしい」
心臓が張り裂けそうなぐらいドキドキした。
きっと桜田には、このドキドキが伝わっているだろう。
「本当はアキの誕生日の日に言おうと思ってたんだ。
アキのこれからの人生を俺と共に歩いてくれないか。
人生最期の時まで一緒に」
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