金木犀は

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金木犀は どうして 切なく 甘く 薫るのでしょう 冷たい 秋風が 胸の奥底を焦がすのです 金木犀は どうして 切なく 甘く 薫るのでしょう 枯れ葉のように 言の葉が飛ばされて行くのです 金木犀は どうして 切なく 甘く 薫るのでしょう しまい込んだ感情が ただ、夕日に照されるのです
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