第1章

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兄「にしてもこの外観は何なんだろうな。周りから浮いて見える」 妹「ちょっとお兄ちゃん!!?」 兄「なんだ?さっきから大きな声で。喉潰したら俺が慌てて結月を病院に連れて行かなくなる」 妹「うん、やっぱりお兄ちゃんは優しいよ。普通なら喉潰しても知らないって言って放っておくもん。じゃなくて!さっきの本気だったの!?嘘だと言って!?嘘だと言わないと私泣いちゃうよ!?」 兄「わかった。嘘だよ。結月には泣いてほしくないからな」ナデナデ 妹「ふぁ…お兄ちゃん…♪」 兄「やっぱりこの顔だよな。嬉しそうな結月の顔が一番大好きだ…♪」 妹「えへへ…♪」 兄「やばい、かわいすぎる!このまま!おっと…」 妹「お兄ちゃん?どうしたの?」 兄「あ~、いや、なんでもない」 兄(やばかった…自主規制自主規制…) 妹「そう?」 兄「ああ、だから気にするな」 妹「う~ん、気になるよ~」 兄「気にするなって。それより今一番気にするのは新居の外観だ」 妹「う~、わかった。外観だね。周りから浮いて見えるよね~」 兄「それ最初の方で俺が言った」 妹「え?お兄ちゃん言ったの?まったく気付かなかったよ」 兄「人の話はよく聞くようにしないとこれから先やっていけないぞ」 妹「は~い、気を付けま~す♪」 兄「まったく、かわいいこった」ボソッ
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