第1章

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39. 人生とは結局自分で決める事であり、決めた事であり、決まっていた事でもある。世の中に今存在している確実な生の確証と、必ず訪れる死の現象以外平等な物は無い。 40. 時の流れは平等だと言うが、感覚分野においてそれは人によっては長く感じたり短く感じたりする物で平等ではないと仮定する。何故ならば、例えそれが同じ長さであったとしても認識の違いは差別を産む事になるので、やはり平等とはいえないのではないだろうか?認識の違いの差別とは解りやすく言うなら、肌の色で人を判断する事。同じ人間なのに肌の色の違いと言う認識で差別と言う言葉が生まれる。これは国籍然り。同じ時の流れであっても、楽しく短く感じると認識した時と、辛く長く感じると認識した時とでは認識の差により、時と言う概念側の見地では、それは差別の発祥に繋がっているのではないだろうか。
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