今度は安崎依代で本が出ます

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 書庫長がBaroqueシリーズなノリだとしたら、余命はLycorisシリーズなノリだと思います。  T-1の時の依代というか。  涙腺ダイレクトアタック型の依代です(どんなん?)  余命はそもそも私がコロナ第一波の中で見た悪夢が書き始めたきっかけで、絶対に正夢になってほしくなくて、「夢は人に話すと正夢にならない」という言葉にすがる形で出来上がった作品です。  自分の心臓を抉り出して握り潰す感覚というか、書くことで自殺しているような、そんな感覚で書きました。  いやぁ、正直今まで書いてきた中で一番しんどい作品だった(笑)  だからこそ、心に迫る作品になったんじゃないかなぁと思っています。  ちなみに担当編集さんの激推しは2章の夫婦の話、依代が全てを込めて書いたのは3章の親友の話、割とお気に入りなのが4章の俳優の話です。  2章の夫婦の話が表紙イラストになったのですが、この夫婦のモデルが依代夫婦なので、私と旦那殿で表紙デビューを飾った気分です(笑)  背景が思いっきりうちのリビングとベランダと一致していたので「イラストレーターさん、どうやって……!?(((O言O)))」と戦慄したという裏話もあります。  そんな感じな安崎依代作『余命−24h 』、どうぞよろしくお願いします!(*´∀`)
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