第二章 捜査開始

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 キザ夫が確認する。  「3年D組の大巌彬(おおいわ あきら)さん、ですね?」  「そうだよ」  「少し、確認させてもらってもいいですか?」  「どんな事かな」  「所在証明です」  「所在証明? アリバイって事かな。ボクは何か疑われているみたいだね」  マッシュルームは意外と察しがいいようだ。  「そうですね。では早速――」
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