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「あのマッシュルーム、涼子が好みだって言ってただろ。ならば涼子が盗撮されてもいいはずだ。今回の被害者のプロポーションはどうだった? 皆胸が大きかったか?」
「えーっと……」
涼子が手にしていたファイルを開き中身を確認する。
「皆普通くらいかな。大きくもないし、小さくもない……って、私、こんな事言っちゃあダメじゃん」
「つまり、被写体はマッシュルームの好みと違うって事だ」
「なるほど」
「では、次の聞き込みに行きましょう。今日はこれで最後ですかね」
俺達は聞き込み対象のいる美術室へ向かった。
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