第二章 捜査開始

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 「残りは後一人だな」  俺がそう言うと涼子が相槌を打つ。  「そうだね。その人が犯人なのかな?」  「それは明日、聞き込みをすれば分かるでしょう」  キザ夫が涼子の問いに答えた。そうだな、明日、聞き込みをすれば全てが解決するかもしれない。  「今日はご苦労だった。帰って休んでくれ」  生徒会長の労い(ねぎらい)の言葉に、俺達は明日の昼休みに残る一人に対して聞き込みを行う事を確認してから解散した。  つづく
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