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【頑張れとしか言いようがない!君なら出来る!】
【まぁとりあえずがんば!】
【踏ん張れ!】
ありきたりなメッセージが並ぶ。
自分もメッセージを返そうと色々考えるがいい言葉が出てこない。
『詩人からのメッセージ来ないかな……』
そんなことを考えながらボーッとしていると、メールが届いたのかスマートフォンが振動する。
『ん?溜息デイズの方じゃない。リアルな方だ』
私はアプリを画面で最小化して、届いたメールを開く。
送り主は春藤だった。
【お疲れ!日曜の件だけど、無理やり約束取り付けた感じになったけど、大丈夫か?
玲奈、もしかして今付き合っているヤツとか居るのか?】
それに続くように、別のメールが届く。
豊先輩だ。
【今日は駅までお付き合いしてくれてありがとう。おかげでいっぱい笑わせてもらえたよ!
日曜日の空手、楽しみにしているね。とは言っても、君の返事を聞いてないから約束は成立してないんだけどね!また落ち着いた時にでもメールください!この日曜日が無理でも、僕は全然気にしないからね】
2つのメールを交互に見ながら、盛大な溜息が口から出る。
回数は210回となり、溜息ウサギが新たなメッセージを吹き出しに表示する。
【迷って苦しんでいるなら、全部壊してしまえばいい】
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