第11章年末年始
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子供達も『じいじ』と『ばぁば』と喜んだ。 のんびりしてから、厚樹兄に電話で報告もした。 亜由美の仏壇にも『ただいま』と挨拶をしたら、親父が――― 「なぁ、渉」 「ん?」 「母さんをそっちにいかせようか?」
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