第11章年末年始

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「それで、亜由美は――」 だから俺は数ヶ月前に亜由美は亡くなった事を伝えた。 「亜由美はずっと…」 「俺は、ずっと、知らなかった。 最後を見とれたのは良かったと思っている」 本心で伝えれば、『そうか』と呟いた。
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