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そんな長時間に渡った開会式を無事に乗り切り、選手達は各自最終調整を行ったり、遊んだり、廊下やロビーをウロウロして貧乳美少女を探したりした。
.....まぁ、最後のやつは俺だけど。
「ふむふむ.....あの娘は中々慎ましい胸をしておるのぅ」
そして、俺は現在ロビーにて貧にゅ.....じゃなくて敵の情報を得ようとしていた。
「なるほど....あの娘はA、その隣の娘はBよりのAだな」
時刻は午後6時をまわったところ。晩ご飯の時間も近づいてきたこともあり、外から帰ってくる人が多いわけですよ。
「あれはD....論外だな。あの娘はCよりのBか....惜しいな」
「何がですか?」
「決まってるだろ。そんなの俺のどストライクな胸を探....し.....」
話し掛けられた人物に俺は心当たりがあった。つか、当たって欲しくない。
ギギギギギギッ、とそんな音が鳴るんじゃないかってくらいぎこちない動きで俺は振り返る。そこにいたのは......
「楽しそうですね、ヨシアキ?」
大 魔 神 降 臨 ! !
やっべ!? つか、なんで今日はこんなにエンカウント率高えの? 俺、モンスターとの遭遇率が高くなる道具なんて持ってないよ?
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