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「せめて始発で帰れって」
そう言ってベッドに引き戻される。
私の身体は、またすっぽりと高宮くんの腕の中に収まり、落ちてゆく彼の寝息に包まれる。
彼の腕の中は好き。
彼の匂いも好き。
ここは、居心地が良くて好き……だけど。
高宮くん。
アナタはなんで私を抱くの?
なんで私を抱いたの?
その答え、いつになったら私に……教えてくれますか?
H26.10.4 by KAORI
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