7.O・SHI・E・TE

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「せめて始発で帰れって」  そう言ってベッドに引き戻される。  私の身体は、またすっぽりと高宮くんの腕の中に収まり、落ちてゆく彼の寝息に包まれる。  彼の腕の中は好き。  彼の匂いも好き。  ここは、居心地が良くて好き……だけど。  高宮くん。  アナタはなんで私を抱くの?  なんで私を抱いたの?  その答え、いつになったら私に……教えてくれますか?  H26.10.4 by KAORI
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