7.O・SHI・E・TE
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「嫌じゃない?」 そう聞かれ、思わず頷いてしまった。 だって、逆らえる気がしないし……。 実際明確に嫌と感じた事は一度もない。 「じゃあ、気持ち良い時は声、聞かせて」 耳元で囁かれたその言葉に、私は既に感じていた。 実質的には処女同然の私に、感じるなんて高度な感覚、本当はよく分からないけど……。 多分あの、ゾクッとしたりゾワッとしたりがそうなんだと思う。
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