第1章

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そして、カラオケで合コンなうです。 「結羽くぅん、結羽くんってぇ、どんな女の子が好きなのぉ?」 「思いやりがあって、面白い子かな」 「えぇ!ほんとぉ?私、結羽くんの理想にぴったりかもぉ!彼女に立候補しちゃおっかなぁ」 (キミみたいに猫被ってる子は好きじゃない) そう口に出して言うことが出来ればいいのだが、せっかくみんなが楽しんでるところ、雰囲気を崩すのは申し訳ない。 「あはは…僕、ちょっとトイレ行ってくるね」 そう言って部屋を出たとき、ちょうど隣の部屋の人も出てきた。 その人物は休み時間に外で騒がれていたあの人物… 眞鍋彰人だった。
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