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学校での休憩時間。
「なぁ、結羽~、頼むよ!」
「嫌だ。僕はそういうの嫌いなの」
中学からの友人の石崎 飛鳥(イシザキ アスカ)に合コンに誘われていた。
名前だけ無駄にカッコいいやつだ。(顔もまぁまぁ…悪くはない)
「いいじゃないか、柊くんよ。キミもそろそろ彼女つくったほうがいいって!」
「うるさいなぁ!僕には昔から好きな人がいるの!」
こいつには全部話してある。
あきくんが初恋で、今でも想ってるってことを。
ただし、あきくんが男だということは除いて。
「それって、お前の初恋の相手で、アメリカに行ったってやつ?ぜってぇお前のこと忘れてるって!だから、な?合コンで彼女つくろうぜ!」
あきくんが僕のことを忘れてる…?
やっぱりそうなのかな…。
だから手紙もくれないし、電話もないし、帰国もしないのかな…。
「あ、あー結羽?そんな泣きそうな顔すんなよ。冗談だから!」
「……冗談でも言っていいことと悪いことがあるだろ」
「っすみませんでした!もう二度と言いません!合コンも大丈夫です!他の人誘います!だからどうか、命だけは…!」
僕を暴力的なやつだと、周りに勘違いさせるような発言は控えてほしい。
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