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それからというもの、僕は午後の授業に集中できなくなってしまった。
全部あきくんのせいだ…。
いつ帰ってきたのかとか、なんで連絡くれなかったのかとか考えていると、いつの間にか授業が終わっていた。
6限目なんて飛鳥に授業終わったぞと声を掛けられるまで、授業が終わったことに気づかなかった。
こんなんじゃダメだ…。
「結羽、大丈夫か?さっきからお前変だぞ?」
「大丈夫。ちょっと眠いだけだから」
「本当に?」
「本当だよ。あ、飛鳥、このあと暇?」
僕は、気分転換に飛鳥を誘ってカラオケにでも行こうと思ったのだが…
「あ~、この後合コンなんだわ…休み時間、言っただろ?」
そうだった。
すっかり忘れていた。
「結羽も来るか?」
「あ、うん、行こうかな」
「えぇっ!?おま、マジで!?ありがとう!ありがとう女神様!」
僕、男なんだけどな…。
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