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だって、ほんまにしゃーないねんもん。
ただでさえ、悠緋とのことで目立ってるし、狙ってる子いっぱい居るしや。
あたしに、どうしようもないもん。
*§*―――――*§*―――――*§*
そうこうしてる間に、あっという間にクリスマスイヴ。
あたしは岩田さんらと一緒になって、上條くんと田崎くんらと喋ってた。
「やっぱ、あんたこういう服似合わんな」
岩田さんに言われた田崎くんは、顔を赤くしてあたしの肩を抱く。
「うっせ!
お前に何言われようと、來間に言われさえしなけりゃ俺はいいんだよ!」
どういう意味なんやろ?
「こらっ、時間なるまでそのバッチィ手でひまを触るんじゃねーよ」
既にあたしらはパーティードレスとタキシードに着替えていて、教室で待機してる。
制服以外で教室って、なんか違和感あるなー。
ちなみに、悠緋はパートナーが田崎くんて知った日には「休みなさい!!」と教師らしくもない台詞を言った。
ドレスも悠緋が調達してくてて、今朝起きたら部屋に置いてあった。
こういうのって、試着しなあかん気するけども、びっくりしたことにサイズぴったり。
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