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何を話しているかはわからないがアリスはニヤニヤと楽しそうに話している
アリス「あらそぅ~、楽しそうねぇ」
「だろ?だから来ないかい?」
アリス「ん~、どうしようかしら」
リリィ「終わったか?」
アリスに触ろうとした男の腕をリリィが鷲掴みにして引き剥がす。それでも男は怯むことなくリリィの手を撫でながら言う
「お嬢ちゃんも来るかい?」
リリィ「アリスが行くなら」
無表情のままそう答えるとアリスの方を向く
アリス「…まぁいいわ、行きましょう♪」
リリィ「と言うわけだ」
「それじゃあ行こうか」
アリス「エドー。ちょっと出掛けてくるわぁー♪」
エド「ああ」
返事をするなりアリス達は行ってしまった。悟りもあるしリリィもいるのだから何かゴロツキくらいなら大丈夫だろ
……あ、せめて来た食事を食べさせてからにすればよかったな……
テーブルの上に大量に乗った料理を見ながら思わずため息を吐いてしまう
アッシュ「さっきの人、アリスの知り合い?」
エド「うわっ!?Σ
お前、いつからいた?(苦笑)」
いつの間にか隣に座っていたアッシュが首を傾げながらエドの顔を覗き込むようにしていた
気付いたからか覗き込むのをやめて目の前にある料理を食べる
アッシュ「今来たよ
でさ、さっきの人達アリスの知り合いなんでしょ?普通について行ったけど」
エド「いや、私もある程度の知り合いは知ってるがあいつらは知らないし。多分初対面だろ」
ユキ「でも何故です?」
アッシュならアリスの知り合いを見ても″彼女変わらず顔が広いんだねえ″とニコニコしながら言うが今は真面目そうな顔になっていた
そして彼は紙を取り出し、エド達に見えるように拡げる
アッシュ「今の人達、人拐いの人達だよ。指名手配中の
僕、こいつら捕まえるように依頼を受けたんだ。女性ばかり狙ってるんだってよ
そいつら人種売買とかやってるんだって」
冷静にそう言われてエド達は一瞬固まってしまい……
エド・ユキ・ノア・マカオ「はああああああああっ!!!?Σ」
アッシュ以外は立ち上がりながらそう叫んだ。
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