恋する気持ち

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今の私は信明と対等になれた? “同僚”として働き、同じ立場、同じ環境で仕事をこなして・・・。 高校時代の“後輩”という立場。 その立場によって少しだけ親密な関係になる事はできたけど、これから先の進展は・・・? 「ねぇ・・・? 一体准一と何を話してたの?」 1時間前とは打って変わり、すっきりとした明るい表情で私の元へと戻ってきた准一。 この1時間で交わされた会話の内容がとても気になっていた。 葵さんの事について話を聞いただけでは、きっと准一の表情はあんなにも晴れやかになるはずがないと思って・・・。 信明はアイスコーヒーを啜り、テーブルの上に置かれたタバコのパッケージに手を伸ばす。 そして火を点ける前に、私に「吸っていい?」と確認を取った。
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