生活が一変しました

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トントンと帝先輩が机の上で何束か纏めた書類を縦に鳴らせた。それに全員が帝先輩の方へ目を向ける。 「じゃあ、新勧は立食パティーで決まりだな。後は他に何かやりたいことでもあるか?」 「特にそれと言ってないな」 そう答えたのは音華くん。それに帝は頷いて、僕に手に持っていた書類の束を渡した。 「これ、学園長に渡せ」 「今からですか?」 「ああ。どうせ、今日はやることがないからな。このまま解散だ」 「分かりました」 僕は背を向けると、生徒会長室の扉にてをかけた。 「ばいばーい! スズ」 「じゃあな」 「じゃあね」 音羽くんと音華くんと酒井先輩がお別れの言葉を、僕が扉を閉める間際に言ってきた。なんとか、扉が閉まる前に僕は手を振って返した。
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