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2人の子どもたちを抱き衝撃から護る信明。 その危なっかしい行動に苛立ちを覚えた私は、心結ちゃんを実花先生に預け彼に抗議しに行った。 「ちょっと!! 何でそういう無茶するのよ!?」 「えー?だって・・・。」 信明はキャッキャと笑う桃ちゃんに視線を向け、“彼女が喜ぶから”と言わんばかりに笑顔を見せている。 ダイナミックな遊びは男性保育士だからできる事。 だけど危険を伴うかもしれないこの遊び方は、私にとってはヒヤヒヤもので・・・。 「言い訳しないの! 子どもの安全が第一!! いくら面白いからって、危ない事はしないでっ!」 ぷりぷりと怒る私を見て、信明はニヤニヤと笑みを浮かべたまま。 その表情が余計に腹立たしい。
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