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「あのね・・・。 真面目に聞いてんの!? 本当にそういう所・・・信じらんないっ!!」 ぷいっとそっぽを向き他の子どもの所へと向かった私。 背後からは信明の視線をしっかりと感じていた。 「あ~あ・・・。 こんな所で見せつけないでよね? ケンカなら家に帰ってやってよぉ~!?」 苦笑しながら子どもをあやす実花先生。 彼女はずっと信明にアプローチし続けていたけれど、私と信明が付き合い始めた事を知ってあっさりと引き下がった。 そして今は、合コンで知り合った年上の歯科医師の彼に夢中になっているようだ。
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