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チーム麻帆良
海鳴市そう遠くない埼玉県に位置する学園都市、麻帆良学園…表立っては学校機関だが裏は関東麻帆良魔法協会…つまり西の魔法使いを統べる京都にある関西呪術協会と同じ東の魔法使いを統制している魔法使いの一団である。
だが今その魔法協会ではある項目で激しい口論が巻き起こっていた。
魔法使い1「ですから、あの現象は直ちに現地にいき真相のきゅうめいを!」
魔法使い2「だが、派遣された魔法使いは正体不明の古代魔法使いと魔術師に全滅されたんだぞ!」
魔法使い3「だがここで手をこまねいては西の奴等にとられてしまう知れない!もしかしたらあの二人も西が雇った傭兵かも…」
魔法使い2「魔法師はともかく!あの古臭い魔術師までやっただと!?そうなれば西も地に落ちたものだ」
あーだこーだと討論は時間を疲弊させていき少し様子見ということで何人か派遣することに決まったが戦いはあまり避けるという判断となった。
学園長「ふむ、謎の膨大な魔力…お主はどう思う?」
今後の方針も決まり魔法使い達が退室したのち人間?と思わせるような顔をする学園長と金髪ロリの幼女だけがこの場に残った
???「ふっ、奴等はタカミチと同等のやつが出てきたことによって慌て更けているが…確かに気にはなるが…私が気になったのは妨害してきた魔法師と魔術師だ」
学園長「かなりの実力者と報告があったが…」
???「もしかしたら…西の刺客ではなく無所属の連中やもしれんぞ?」
学園長「なるほどのぉ…それなれば魔法師と魔術師が一緒にいても不思議ではない…」
???「まあ、私にとっては関係がない話だがな…この学園から外に出れんのだから」
そういって金髪幼女も部屋から出ていき一人となった。
学園長「彼らは敵か味方か…それとも…」
学園長が報告書を片手に考えていると
???「お爺ちゃん~」
学園長「む?おお~このかか…」
学園長室に入ってきた女の子は近衛木乃香…西の関西呪術協会の長の娘にして関東魔法協会の学園長の孫…当の本人はそんなこと知る良しもないのだが…初等科3年生である。
???「遊びに来たえ~」
学園長「おお、そうかそうか…このかはかわええのぉ~大きくなったらもっとかわえくなるかのぉ~」
さきほどのことなど忘れ孫のこのかにあいじゃくるのであった。
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