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パン!
あのお方にだけ、私は心持ち強くタッチをしたわ。
あなたが私を意識をしているのはわかっていますもの。
そして私はそのお方の反応を見たわ。
すると……?
「あっ……!?」
何という事でしょう!
このお方ったら、手と手と触れ合った瞬間一層顔を赤くしたの!
もしかしたらと思っていたけど、間違いないわ。
このお方、私に気があるのね!?
このお方と私は似た者同士。
きっと……いいえ。間違いなくこのお方もそう。
女性しか愛せない不幸な運命の持ち主。
そんな悲しい宿命の元に生まれたのでしょう。
でも今日この日の出会いは、私達を皺合わせにしたわ。
あっ、幸せの間違いだったわ。ゴメンなさい。
この素敵な出会いをくれたバレーよ、本当にありがとう。
私には今日、新しい想い人が出来たようです。
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