story 3

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隆弘 side 千晃ちゃんに 『 どうしてあのとき話しかけてくれたの?』 って聞かれて俺は 『 あ~千晃ちゃんがさ』 の後、何を言おうとしたんだろ。 俺はその話をなんとなく そらして もくもくと食べていた するといつの間にか 千晃ちゃんと 絡まり合う視線 何秒かして パッと目をそらされる。 そして口いっぱいにカレーを 入れたと思うと むせ始める千晃ちゃん 「 ゴホゴホッ…」 「 えっ?大丈夫?」 そう言って背中をさすると 「 ほんとかっこわるいよ…ね。 昔っから、こんなんだもんっ…」 「 どうした?」 「 ごめん…あたし帰るね。」 「 いきなりどうしたんだよっ?」 「 何もないから心配しないで」 「 は?心配するn」 「 いいからっ!!ほっといてよ…っ」 「 ごめん…無理すんなよ?」 俺がそう言うと 千晃ちゃんは立ち上がって 出て行った。 …っわけわかんねぇよ! なんでだよ なんで、なんでなんで、 千晃ちゃんのあの顔が 頭から離れねぇんだよっ……
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