story 1

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誰かとぶつかった。 もう!ちゃんと前見て歩いてよっ! ………って私も人の事言えないよね。 「すまん」 実「いえ…」 私はゆっくりと見上げる。 そこには見覚えのある無愛想な顔があった 真「あれ?実彩子?」 実「え。何してるのっ?」 すると、後ろからひょこっと顔を出す ちびが1人。 秀「おうっ!」 千「しゅーたっ…と、真ちゃんじゃん!」 真「気づくん遅っ!」 そう言ってさっきまでの顔では 想像のつかない笑顔を見せる。 ははっ!相変わらずやん! と、 お腹をおさえながら笑う真司郎。 千「う、うるさいな~!」 実「…てか真司郎と秀太ってここだったんだ?」 私は首を少し傾ける 秀「言ってなかったっけ?全然会わなかったしな」 真「まぁ俺等けっこ~サボってたからなっ」 そう言って軽く頭を掻く 千「真司郎達は何組なの?」 真「俺と秀太は2組。ちあちゃん等は?」 千「1組!あたし達同じクラスなの~」 "いいでしょ~??" なんて顔をしながら 腕を組んで顎を上げ、真司郎を 精一杯見下げる。 真「…もしかして見下げてるつもり?」 ははっ と馬鹿にしながら笑う真司郎 実「…私達、そろそろ行かなきゃいけないから。また、話そうっ」 真秀「おう」 千「またねぇ」 私達はこの廊下で何分話したんだろ? ぶつかった相手が真司郎なんて、 びっくりしたよ… あ、ちなみにこの2人は小学生の頃から 一番仲良くしてた男友達。 久々に会ったなぁ~ 少し高くなった身長に大人っぽくなった顔。 ……不覚にもドキッとしてしまった、 いかんいかんっ!!
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