4人が本棚に入れています
本棚に追加
シャッー…
「うわっ!まぶしっ…」
久々の熟睡中
開け放たれたカーテンによって
僕の意識は完璧に現実へと帰還した
「もうっ!新学期そうそう遅刻なんてしたらみっともないでしょ!」
その言葉とともに布団まで引っ剥がされる
「ほらっ!さっさと支度して!」
正直もう30分ほど夢の世界に旅でていたかったが
さすがに眠れる雰囲気ではないので渋々、
「はーい…」
と一言
その言葉に満足したのか
母さんは部屋から出て行った
新学期そうそう朝からアグレッシブな母親にため息をつきながら
ふと、時計を見る
「ごっ5時30分…」
早すぎだよ母さん
僕いつもは6時30分からが
活動時間なんだけど…
「はぁ…」
現実に帰還してわすか数分で
2度目の溜め息
そういえばいつも、溜め息多いって
周りに言われるなぁ
僕としては、やる気とか関係なく
でるんだけどさ
考えながらベットサイドの黒フレーム眼鏡を手に取る
早朝から叩き起こされて内心毒づきながらも顔を洗いに部屋を出た。
・
最初のコメントを投稿しよう!