男&女

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「ゴメン、もう無理」    先生はいつもより激しく、私を突き動かす。  何度も襲い掛かる波を、グッと我慢し、先生の声を待つ。 「今日はいつもより、各段にいい」  先生はそういい、私をテーブルの上で転がす。  背後からの刺激に一度は意識を飛ばしながらも、先生が攻め立てるから何度も何度も果てては戻され、果てては戻される。  快楽がループのように、そして視界が螺旋のように回り始める。  先生が果てる事を祈りながら、果ていないで欲しいと願う。  その矛盾が私の身体を更に刺激する。  私も先生も教育者。  でも、人間。  欲望に勝てるはずもない。  欲望に負けたまま、この関係は続いていく。  快楽に身を任せながら・・・・。 END
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