第1章

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「君が意外と面白いってことはわかったけど勉強に集中させてくれ。人生がかかってるんだ。」 しれっとかっこいいこと言ってんじゃねえよww つーか意外とすんなり話せるもんなんだな。 いままでFriend/Zeroだったのが嘘みたいだ。 勉強に集中しているところ悪いので僕も勉強を始めた。そのまま一時間経ち、担任がホームルームに入ってきた。 『キーンコーンカーンコーン』 「おはようございます」 「「「おはようございます」」」 「えー、今日は特に連絡物ないな。受験も来年なので、今日という日を無駄にしないように勉強しような。以上だ。」 「起立」 「気をつけ」 「礼」 「「「ありがとうございました」」」 これがうちのクラス名物の超高速ホームルームである。ちなみに1~10クラスのどのクラスより早く終わるらしい。 えーと、 今日のスケジュールは 一時間目数学 二時間目古典 三時間目選択科目 四時間目体育 給食 五時間目英語 六時間目公民 てところか だるいな、公民が特に。 口癖が「でもって」とかワロタwwwwまあ授業内容はいいからまあいいか。 うちの学校個性豊かな先生多すぎ 「おーい、本山くーん」 噂はしてないが福島(?)さんだ。 「なんだ?」 「話せた?」 「なんだ、そんなことか。余裕だったぞ。」 「…意外だね。というかそれ以外なにがあるの?」 「ニーソックスの素晴らしさについて語らう用事でもあったのかと。」 「…なわけないじゃん。というか本山君そういう趣味だったんだ。」 「失敬な!俺は身体中の関節の外側が好きなんだ。」 特に肘とか。 「一歩間違えればものすごく暴力的な趣味になるよww」
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