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「まあそんなこんなでお友達になりたいなと思ったわけです」
「お、おう・・・」
前ページのシリアスなの一体何だ?
てか俺がOKな理由について語られてないんだが・・。
そんなこんなで何事もなく食事は終わった。
・・・うん、能力についてしかわかんなかったぞ!?
今までの奴らも割とチートな奴はいたけどさ・・・。
何で世の中ってこんな奴らが普通にいるんだろうな?
ま、能力なんてなくていいと思うがな。
「・・・いい加減帰ろうと思うんだが、大丈夫か?」
・・・言ってみたのはいいものの何が大丈夫なのか
次は風呂に入ろうだの言って来たら問答無用で帰ってやるがな。
「うぅぅぅ・・・・・・そこまで帰りたそうに言われると傷つきます・・・」
「うお!?」
愛が涙をダラダラ流しながらさも『行かないで』と目で言っている。
罪悪感が湧いて来たが、そろそろ帰らないと黄緑の奴がなんていうかな・・・。
「・・・時間がある時は来てくださいね 待ってますから」
「ああ、何なら遊びに来てもいいぞ 真奈の奴が驚くかもな」
真奈も流石に今の愛を見て男だとは思わないだろう。
「これどうぞ こっそり開けてください」
最後に名残惜しそうに何かよく分からないお土産を渡してきた。
・・・何だこれ。
「ああ、ありがとう」
愛の家を俺は後にした。
「何か分かった?」
「うおおおおおお!? びっくりした!?」
・・・天音達と別れたところに天音がまだ立っていた。
何時間いたと思ってるんだ!?
気持ちは分かるけどさ・・・。
まあいいや。
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