真奈の素敵な学園生活(?)

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「ただいま・・・」 結局関西さん運賃くれなかったし!! 数陽ちゃんはもっと一緒にいたかったみたいだけど、中学生だし仕方ないよね。 「お邪魔します」 あ、関西さんはついてきてるよ。 なんでも真琴さんに話があるとか…なんだろうね。 「ああ、おかえり真奈 んん? 何で関西さんがいるんだ?」 出迎えてくれたのは風呂上がりの兄さんだ。 二人でてっきりエッチなことしてると思ったけど雷香ちゃんいたんだっけね。 「関西さんやなくて西関! ええかげん普通に呼んでほしいわ…」 「まぁまぁ落ち着け それより俺の家に何の用だ? 七宮はいねえぞ」 「七宮様ならさっき会ったわ まさか妹はんのバイト先の店長やったとは…久々に驚いた」 知り合いみたいだし知ってると思ったんだけどね。 リビングに入ると真琴さんがブリッジをしている。何故? 「あの…真琴さん…?」 「あ、お帰りなさい! ご飯温めてあるから早めに食べてね」 「う、うん…」 相変わらず何考えてるのか分かんない人だなあ。 それにしても雷香ちゃんの姿が見えないなあ…風呂かな? 「あ、真琴はん ちょっとええか?」 「ん? お客様ですか…あ、雑用部の」 真琴さんちゃんと覚えてるのに関西さんといったら… そのまま二人は部屋を離れていった。一体何のお話なんだろうね。 さて、さっさと食べないと怒られちゃうね。 なんだろなー 「ボスが再び犯罪を…? 信じられんな…」 side out
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