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「テンナー!」
「きゃははは、まずは1人目」
「……よくも、よくもテンナに怪我をさせたわね! アタッカーランス!」
コウクウイエローはベルトから槍を取り出す。
「やああ!」
コウクウイエローの槍がオオメの剣を弾き飛ばす。
「何!? これ程の強さ、一体何処から? くっ、覚えてなさい! あーん、暗黒騎士ナロン様、負けちゃいました。慰めてください!」
そう言ってオオメは姿を消す。
「テンナ、大丈夫!?」
コウクウイエローは変身を解除してテンナに駆け寄る。
テンナは怪我を負っており、意識が無い。
「テンナ! テンナ!」
マイはテンナの身体を揺する。
「……ん、マイ……?」
テンナは弱々しく目を開く。
「…………マイ、綺麗な空だね、目に染みるよ。……かき氷が食べたい」
「うん。かき氷いっぱい食べよ。だから死なないで! お願い、テンナがいないと私!!」
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