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「……それ本当? 嬉しい!」
テンナは急に起き上がる。
「テンナ?」
「夕べ寝不足で、ごめん、倒れながら寝ちゃってた。今日はマイが誕生日だからどうやってプレゼントを渡したら喜んでくれるか考えていて。マイさん、一緒に来てくださいと爽やかに言う事に決定したんだけどね。予定変更で今渡すよ、ハッピーバースデー」
テンナはマイにペンダントを手渡す。
「テンナ!」
マイは思わずテンナに抱きつく。
「マイ?」
「ありがとう! 大切にする! でも、私はテンナが無事でいてくれる事が1番嬉しい!!」
「もう、大袈裟だよ、マイ」
「大袈裟なんかじゃないよ、テンナー!」
「よしよし、私はちゃんとここにいるよ」
マイの頭を優しく撫でるテンナ。
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