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本気で好き。
俺がそんな事思う日が来るなんて…
こんなに夢中になるなんて…
君に出逢うまで思ってなかった。
三ヶ月前 ───
「なぁ、隆弘知ってる?」
『なにが?…てか顔近けぇ』
「一年の千晃って子!やばいらしいよ」
昼飯を食ってる最中に身を乗り出して
興奮気味にそう言う光啓。
一年の千晃?
学校に興味がない俺が知ってる訳がない。
『知らねー』
「すげえ可愛いらしい ♪ 入学して早速話題なってるし、直也くんも気に入ったって」
全然興味なかったのに
光啓は俺に細かく情報をくれた。
あの直也くんが、、
直也くんってのは俺らの先輩でよく色んな所に遊びに連れてってくれる…いわゆる悪友。
直也くんはモテるからなのか遊び人で頑張らなくても女が途切れる事がない。
それは目の前にいる光啓も
もちろん俺も同じ。
だから、気になった。
そんな直也くんが物にしたい
そう思わさたその女が…
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