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近くに行きたくても、弔問客に対応する彼等には、近づけず、後ろにひっそりと座った。
匠の両親が蓮を支えて、匠が、かえちゃんに寄り添っていた。
葬式後、家に行っても、蓮は会ってくれず、仕舞いには匠から連絡があった。
“しばらく、蓮を、ほっといてくれ”
“あいつが、連絡するまで・・・悪いな”
家にも行けず、連絡も出来ないまま、蓮から連絡をくるのを待った。
だけど、お母さんは『いい加減、別れなさい』と言い始めたのだった。
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