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カムジャはそれをオーバーなリアクションで避けると、光弾は後ろの建物にぶち当たる。
次の瞬間、建物は紅蓮の炎を上げて爆発を起こした。
「はっ! おもちゃ箱みたいな体だ! さっきの爆発はそれか!」
楽しそうにカムジャは笑い、一気に距離を詰めてくる。
放っておけばなにが出てくるか分かったものではない。
逆にアイシャはとっておきのランチャーを打ち尽くし、舌打ちをしながら走り出した。
弾はポーチにもう一発入っているが、とてもじゃないが左ふくらはぎから空薬莢を摘出して、装填するなんてことは出来ないだろう。
両の剣が上段から振り下ろされる。
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