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一体何をどうすれば良かったのか、全く分からない。
そこにいた皆が何も語らずに重いだけの空気が漂う。
"外へ出ろ……"
あの声だ……
しばらく聞こえないと思っていたが、忘れた頃に出てくる。
確かに此所にいても、何もすることがないのならば、訳が分からないことでも付き合うのもありかもしれない。
ほんの小さくため息をつき、ゆっくりと立ち上がる。
「タタラ? どうしたんだい」
ソルートの良く通る声が部屋中に響き渡った。
そのため他の二人からも視線を集めることとなった。
「なんでもない。ただ、落ち着かないから外の空気を吸ってくる」
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