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いつも変わらないキッチン、変わらない日常、変わらない横顔。
じー・・・
「・・・なんだよ」
「いや、理緒はやっぱりエプロンが似合うなと。さすが俺の嫁」
ドヤ顔で誇らしげに言うクーノ。
「・・・・・・死ね」
理緒の眉間は一層深くなる。そして、息をするようにクーノに対して暴言を吐く。
「うわ、ひどいなー。てか、今の間は何?」
そう言いつつも言われた当本人はあまり傷付いてない様子。
「うるさい。・・・というか、今調理中だから邪魔するな、お前だけ飯抜きにするぞ」
「それはいやだなー。ちぇー」
そう言ってクーノはソファーに座りテレビを見始める。それを確認した理緒は、邪魔者がいなくなったとばりに、また、作業を始めた。
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