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桜田からのプロポーズされたあの日から、アキは毎日考えていた。
ウエディングドレス、指輪、そして、ペアのコーヒーカップを見つめて…。
考え続けて一週間が経っても答えは出ず、アキは仕事に復帰した。
復帰と同時に、アキはまたプロジェクトに戻り、忙しい毎日が。
プロジェクトはいよいよ大詰め。
来週には、この大規模なイベントにも終わりを告げる。
企画書の山を処理し、企画を選出していく。
仕事をしている間、桜田の事を考える余裕などアキにはない。
復帰してからのアキは、桜田との事があったお陰か、いつものアキに戻り、残業の日々。
仕事に意欲を燃やしていた。
そんなアキの姿に、周りは変化を感じていた。
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