後輩の彼氏

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自他ともに認める気にしいを発揮した私に吹き出して、七海くんは明るく言った。 「まー新美さんのことは心乃から聞いてるし、めっちゃいい人つって。今喋って俺もそう思ったし、仲良くなれそうでよかった!これからよろしくな!」 そう言ってにかっと笑った七海くんは、本当に想像してたのと全然違う。 全く好みの顔じゃないし、好きなタイプの性格でもないけど、私もこの人となら仲良くなれると思った。 「私も!こちらこそよろしくね。あ、でものろけるのはほどほどにしてね。私今彼氏いなくて毒だから」 あんまり幸せオーラ出されると殺意湧いちゃう☆と、笑顔で返すと一瞬引きつった顔をして、それから曽我も合わせて3人で同時に吹き出した。
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